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随筆

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  この同窓会が卒業後も、まとまりがいいわけは、同窓会長A氏の人柄と面倒見の良さのおかげであった。その彼はS病院の薬局長で、彼女はその薬局長の下に20年近くも勤めていたが、縁あって今の主人、石館祐介と結婚したのである。

 「Yさんの息子さんが結婚したんですって」とか「Kさんは昔はじみで目立たない人だったが、最近は随分派手な服を着飾ってしかも、カラオケに凝っているんですってよ」とか、様々な報告を聞いても祐介は第一、そのYさんもKさんも一度逢ったきりで漠然とした記憶しかなく、志保に「あーらあなた、何時か駅のホームでお逢いしたじゃありませんか」とか「ほーらあなたもご存知のK病院に勤めていた、あのA子さんですよ」などと言われても「ああそうだったかなー」と頼りのない返事を繰り返しているばかりだった。

 その時突然部屋の片隅の電話がけたたましく鳴って、夫妻の会話を中断させた。志保は「あーら、お電話だわ」と立ち上がるとつかつかと歩み寄って受話器を取り上げた。

 どうせいつもの、彼女の妹からの定期便で、しばらくは延々と会話が続くに違いないと観念した夫の祐介は、電話の邪魔にならないようにと、そばにあるテレビのトーン少し絞って、朝のニュースに見入っていた。

 しかし、聞くともなく聞こえてくる妻の会話は、いつもの妹からの定期便とは明らかに違っていることに気がついた。

「もしもし、はい、わたくし石舘の家内です」

「はい、はい、はあ?はい」しばらく沈黙が続いたそのあと「えっ、とんでもありません、誤解です」そしてまた、沈黙がしばらく続いた。


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